ビジネスで成功する髪型の法則"ビジ髪"から「ビジ髪8つの黄金律~ビジネスマンの髪型に大切な8つのポイント~」をお届け致します。
ビジネスマンはもちろんこれから就職活動をする学生の皆様必見です!
今シリーズはHS出版「ビジ髪」より著者柳本哲也氏の許可を頂いて抜粋しております。

【もみ上げ】 耳の穴の延長線上の長さがベスト
よく、もみ上げは「耳の範囲内の長さで」とされることが多いのですが、ビジ髪の定義においては違います。耳たぶの下のラインまでもみ上げが伸びていると長すぎ。耳の穴の延長線上くらいの長さが、最もバランスがいいのです。
もみ上げというのは、かなり流行に左右されやすい部分です。昔、アイビースタイルが流行した頃には一直線に切り揃えられていたし、耳の上のラインですっぱり切り落とされたテクノカットという髪型が人気だったこともあります。でも、今そんな髪型を見ると違和感を感じてしまうでしょう。逆に、もみ上げが非常に長い人も見かけますが、それも実は時代遅れなのです。
余談ですが、昔、もみ上げの長さは権力の象徴だったようです。長いと威圧感があって強く見えるので、戦国時代には地位の高い武将ほど長く伸ばしていたという説があります。そういえば、時代劇やマンガにもそんな武将が多く出てきますよね。また、中世の王様にも長くカールしたようなもみ上げが描かれていますから、世界共通の認識なのかもしれません。
もちろん、ビジネスマンが長くする必要なんてありません。
ビジ髪は流行に左右されない髪型なので、もみ上げも短すぎたり長すぎたりしてはいけないのです。その中間くらいが一番いい。それが耳の穴の延長線上ということなのです。
ただ一つだけ、今風にしてもいいのが、もみ上げを『ぽかす』ことです。ぽかすというのは、もみ上げの毛先と皮膚の境目をはっきりさせずに薄くする方法。かっちりと形をつけないので、そこだけ主張することもなく、さりげなくより自然な感じになります。
特に、メガネをかけている人はもみ上げの厚さに気をつけましょう。メガネのつるでハネたりしないように、やはり薄くぽかした方がいいと思います。
ヒゲについても触れておきましょう。ビジ髪の定義においては、耳の穴のラインから下がヒゲ、その上はもみ上げです。
はっきり言って、ビジネスマンにヒゲは必要ありません。特に、接客業や営業に携わっている人はヒゲを生やしてはいけません。
ただし、ヒゲは男の特権でもありますから、人と違った自分を演出するという点では有効です。職種(クリエイター、マスコミ関係、建築家、デザイナーなど)によって許される環境ならば、男のたしなみとしていいと思います。その場合は、こまめに手入れすることをお忘れなく。
ヒゲ専用のトリマーなども家電店で売っているので、そちらを利用するのもいいでしょう。