ビジネスで成功する髪型の法則"ビジ髪"から「ビジ髪8つの黄金律~ビジネスマンの髪型に大切な8つのポイント~」をお届け致します。
ビジネスマンはもちろんこれから就職活動をする学生の皆様必見です!
今シリーズはHS出版「ビジ髪」より著者柳本哲也氏の許可を頂いて抜粋しております。

【額】 おでこを出して運をつかめ
最近、テレビで美輪明宏さん(歌手、俳優。そして今はスピリチュアルの大家でもあります)が、男性の髪型についてコメントしているのを見ました。
「額をお出しなさい!」
前髪を下ろしていた男性アナウンサーが、「そんな風にしてちゃ絶対ダメ。この方がエレガントよ」などと言われ、むりやり7:3に分けられていました。
また、斉藤一人さん(銀座マルカンの創業者で、納税額日本一の大金持ち)も、「運をつかむにはおでこを出さなきゃ。髪を垂らしているのは、前から吹いてきた風を後ろ向きで受けている時の髪型なんだ。おでこを出して前から吹いてきた風をしっかり顔を上げて、前向きに受け止める。髪型ひとつとっても生きる姿勢と影響があるってこと、忘れちゃいけないよ」というような話しをしていたことがあるそうです。
このようなことは人相学の分野でもよく言われていますが、ビジ髪においても同じ考えです。額を出すと顔の出ている部分が広くなりますから、その分、印象も明るく見えます。逆に、帽子を目深に被っている人の印象が暗いのは、顔が少ししか見えないから(あやしげな感じにもなります)。当然、ビジネスマンは明るく見えた方がいいので、額を隠してはいけません。
前髪を下ろして額を隠すというのは幼さの表れでもあります。たとえば子どもには、スポーツ刈りを別にして、小学生から額を出しているような髪型って少ないですよね。たまに結婚式などの晴れの場に連れて行かれ、おめかしして前髪を上げると妙に大人っぽい印象になったりして・・・。
そんなことからもわかるように、幼く見られたい時は前髪を下ろし、大人っぽく知的に見せたい時は前髪を上げればいいのです。ビジネスマンが幼く見えて得なことなどありませんから、やはり額はすっきり出すべきでしょう。
ところで、薄毛を気にする男性ほど額を「隠したい」という意識が強いようですが、私は隠さない方がいいと思います。なぜなら、気持ちが消極的になるからです。極端な例として1:9分け(又の名をバーコードヘアー)があります。本人としては隠しているつもりなのでしょうが、周りの人からは「おかしい」と思われていることを認識するべきです。私は、そこまでして気にする必要はないと思います(デリケートな問題なので、一概には言えませんが・・・)。
俳優の高橋克美さん(『トリビアの泉』の司会もしていました)もさまざまな方法で隠していたようですが、今は潔く坊主頭にしています。以前に比べ、すごく素敵になったと思いませんか?
また、情報番組のコメンテータとしても活躍しているノンフィクション作家の岩上安身さんも、すっきりとした丸刈りです。40代ということですが、とても落ち着いた知的な雰囲気があります。
薄毛は一旦隠しはじめると、再び白日のもとにさらすのには勇気がいります。そんな気苦労をするよりも、あえて出していた方が絶対に印象はいいのです。ちなみに、OL対象の男性の髪型に関するアンケートでも、「薄毛になるのは年を取れば当たり前。気にしなくてOK」という意見が半数以上を占めていました。
だから薄毛のビジネスマンよ、薄毛を気にすることなかれ。思い切って額をさらけ出しましよう!