『スキンケアのあれこれ』 シェイビー通信 vo5
2016.07.05 / 肌の知識
シェービングの為にもスキンケアが大事
お顔剃りといえば、やはりこの部位を気にしなくてはいけないでしょう。そう!人の皮(皮膚)です。
皮膚には、皆さんも学校で習った表皮・真皮・皮下組織がありますね。
皮下組織(皮下脂肪)は、体温保持や衝撃吸収といった役割があり、真皮は肌のハリやシワに関して重要な関わりのある部分です。
そこで今回は、肌の最も表面にあり、水分の保持と外部からの刺激や異物混入を防ぐ役割がり、顔剃り時レザーがあたる表皮に重点を置きお話しましょう。
表皮はさらに角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4つの層で出来ている事はご存じだと思います。 角質層ぐらいしか・・・と言う人も多いかな?
肌の細胞は基底層で作られ、徐々に角質層へと押し上げられていきます。その細胞のサイクルは2週間ほど(部位によって異なります)で繰り返され、そのサイクルが乱れると、古い角質が落ちづらくなり肌荒れの原因にもなります。その肌荒れの原因には、寝不足や暴飲暴食などの生活習慣が原因だったり、ストレスや内蔵疾患など健康状態が良くないと肌は敏感に反応する事もあります。その他にも、間違ったお手入れ方法で肌が荒れる事もあります。
[正しい洗顔]
貴方は一日に何回洗顔しますか?夏場など汗をかいたり、脂性だったり一日に何度も顔を洗う方がいるでしょう。洗顔し過ぎることで肌の皮脂を落としすぎてしまい、肌の乾燥をまねき、肌トラブルに繋がっているかもしれませんよ。
毛穴から分泌される皮脂と汗が合わさり皮脂膜を形成することで、肌内部の水分を保護しています。そしてその皮脂膜は、外部刺激から肌を守るバリア的役割を果たしているので、洗顔のしすぎは逆効果なのです。
ウラ面に続きますが、正しい洗顔方法は男性も女性も同じです。
①、まずは手を洗う・・・基本ですね!手が汚れていると泡立ちも悪くなります。
②、洗顔料を泡立てる・・・泡立てネットを使うと細かな消えづらい泡になります。
③、洗う順番は皮脂の多いTゾーンから洗い、乾燥しがちな目元や口元は軽く洗う。
④、洗い流しはぬるま湯(35度前後)で、洗顔料が残らないように良くすすぐ。
⑤、清潔なタオルで顔を押さえるようにやさしく水分を取る。
⑥、洗顔後はすぐに保湿。(3分以内がベスト)
最近、ドラッグストアーやコンビニでも買える「洗顔シート」。私もよく使うのですが、汗をかいた時や、お出かけ時などは携帯できるので便利ですよね。この洗顔シートも使い方を間違えると肌を痛めてしまいます。一日に何回もゴシゴシ使うのではなく、必要な時に必要な箇所をおさえるように使用した方がいいようです。
[シェービングによる角質ケア]
表皮細胞が生まれて剥がれ落ちるまで(約一ヶ月)をターンオーバーと言います。古い角質と産毛は肌にとって不要なもの。洗顔やシェービングで、いらない角質や汚れを取り除くことが、お肌のターンオーバーを正常化させます。
産毛を剃ることで顔色が明るくなったり、スキンケアの効果を向上させることもできます。
[肌を守る]
肌の大敵と言えば紫外線があげられます。若い時は海水浴などで、思いきり日焼けしてましたよね。
私は海に行く時間がない時は、ススキノの日焼けサロンで焼いていた時期もありました。今では、シミだらけの顔を見るたび後悔しています(涙)。そ〜言えば、札幌では日サロも最近見なくなりましたね・・・
話を戻して、紫外線はシミ・ソバカスの原因にもなり、肌を老化させます。紫外線から肌を守るには、日焼け止めや日傘などがごく一般でしょう。最近ではUVカットの帽子や洋服も一般に売られていますね。
{紫外線対策は食べ物でも・・・}
紫外線対策に有効な栄養素はビタミンA・C・Eです。特にビタミンCは化粧品にも含まれている物もあり有名ですよね。ビタミンAとEは抗酸化作用があり、肌老化の原因である活性酸素による酸化を防いでくれます。
この三つの栄養素を多く含んでいる食べ物は、日差しをよく浴びている夏の野菜や果物に多いのですが、特にビタミンC・A・Eが豊富なものはトマトです。ビタミン以外にもトマトに含まれるリコピンは肌の老化を抑える抗酸化力が抜群!さらに低カロリー。これから夏にむけて紫外線が強くなります。トマトをたくさん食べて紫外線対策をしましょう。
しかし嫌われがちな紫外線も、人の体内でビタミンDを生成するのに必要で、一日15分程度の日光浴は推奨されています。
年齢を重ねるごとにお肌のターンオーバーは遅くなります。パークゴルフに行く時も注意ですよ。
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今回はお肌に関して書かせていただきました。 肌に関してはまだまだ知らないことや、知っておきたいことが沢山あります。
皆さんも、ちょっと興味を持ってみましょう~